在外ヒバクシャ健康相談事業

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 在外被爆者はこれまで、十分な医療支援が受けられなかったことに加え、長崎・広島の被爆者と同様に高齢化による癌やその他の疾患の発症率の増加をはじめとする様々な健康問題が出てきています。そこで疾患の早期発見・予防をめざして、在外被爆者に対する支援事業を、厚生労働省の在外被爆者医療支援事業の一環として、平成16年度より長崎県が事業主体となりはじめました。長崎大学と原爆病院も協力機関として参加しております。また南米被爆者健診をより充実したものにするため、平成16年度より長崎大学も参加いたしました。韓国でも南米でも、その国の医療システム上、健診による病気の早期発見・早期治療、さらには予防や患者教育という点には、あまり重点がおかれていない為、いずれの国においても、日本からの健診団の健康相談は極めて好評でした。また現地医療機関も健診会場の提供だけでなく、早期に紹介が必要な場合の対応などを中心に現地医師が一緒に健診活動に参加してもらっており、回数を重ねるほどより良い健診活動が可能となってきています。長崎県・市、さらに大韓赤十字社福祉事業所のスタッフ、南米被爆者協会の皆さんの事務方としての地道な努力が、健診が成功に導いている大きな要因の一つです。長崎大学としては、長崎・広島の在外ヒバクシャに対する支援は、以前の支援事業のときは参画しておりませんでしたが、国際ヒバクシャ医療センター設立を機に、原研内科にも協力をいただいて、下記のような健診事業を展開しています。

健診期間 健診地域(健診会場) 受診者数
2004年7月20日~24日 韓国陜川 原爆被害者福祉会館 70名
2004年10月2日~7日 韓国太田(26名)、平澤(34名) 60名
2004年10月16日~11月4日 南米5カ国(ブラジル・パラグアイ・アルゼンチン・ボリビア・ペルー) 126名
2005年6月26日~7月2日 韓国ソウル 大韓赤十字社ソウル病院 297名
2005年10月3日~10日 韓国大邱 大韓赤十字社テグ病院 362名
2006年5月14日~20日 韓国陜川 社会福祉会館 322名
2006年11月12日~18日 韓国釜山 ワレス記念浸礼病院 238名
2007年5月13日~18日 韓国馬山 馬山医療院 171名
2007年11月11日〜15日 韓国 光州(22名)、済州島(8名)、大田(29名)、平澤(9名) 68名
2008年6月22日〜28日 韓国ソウル 赤十字看護大学 275名
2008年10月4日~20日 南米5カ国(ブラジル・パラグアイ・アルゼンチン・ボリビア・ペルー) 85名
2008年11月9日〜15日 韓国邱 慶北血液院 304名
2009年9月6日~12日 韓国陜川 陜川郡文化芸術会館 296名
2010年1月31日~2月6日 韓国釜山 釜山赤十字会館 278名
2010年5月9日〜13日 韓国馬山 馬山医療院 175名
2010年11月7日~10日 韓国 光州(13名)、済州島(6名)、大田(51名) 70名
総受診者 3197名

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